発酵と酵素の機能食品研究会

設立趣意

近年、ユネスコ無形文化遺産登録など、世界的に和食への注目が高まりつつあります。その中でも日本の伝統食のひとつに発酵食品があります。醤油、味噌、酒、漬物、納豆などあげればきりがありません。特に最近ではその健康効果もフォーカスされ、麹、酢、納豆などは健康機能認知度も高まっています。

一方、健康食品市場に目を向けると、発酵技術を用いた健康食品素材も多く存在しており、植物発酵物や麹、酵母、乳酸菌を用いた錠剤、ペースト、飲料、カプセル、顆粒などが販売され、国民に広く普及しています。特に"酵素ブーム"の到来により酵素食品市場が飛躍的に成長しており、市場規模400億円以上という報道もなされています。いまや酵素食品は健康食品業界の中でもひとつの大きなカテゴリーを形成しています。

市場にある酵素食品はダイエットから免疫まで幅広い訴求で販売されていますが、その機能研究はまだまだ発展途上で、エビンデンスの量は十分とは言えません。また発酵や酵素を用いた機能食品については業界内の交流もまだ少なく、学術、品質に関わる議論を尽くせていないことも課題です。さらには生化学的な意味の酵素という言葉と消費者が想像する酵素食品という言葉に乖離があり、国民に正しい情報が伝わっているか疑問が残ります。

そのような状況下で、発酵や酵素を用いた機能食品の研究を促進し国民の健康に寄与すること、正しい情報発信をすることで消費者理解の向上に貢献すること、そして産業発展も見据えて、企業、研究者が一同に集まり、発酵や酵素を用いた機能食品について議論する場を設けることが必要だと考えました。また、和食が世界から注目され、かつ日本の発酵食品が国内にとどまらず、世界にも広がることを目標とし、国際的に評価される学術情報の蓄積・発信を目指します。国民健康の寄与、産業発展に寄与するため8名の研究者を発起人として「発酵と酵素の機能食品研究会」を設立することといたします。

ついては、本研究会を会員相互の情報交換と議論の場としていきたいと考えております。本研究会の設立趣旨にご賛同賜り、ご入会頂きますようご案内申し上げます。

発起人名簿

会長

松井 徳光
武庫川女子大学 生活環境学部 教授

理事

加藤 範久
広島大学大学院 生物圏科学研究科 教授
北垣 浩志
佐賀大学 農学部 教授
高岡 素子
神戸女学院大学 人間科学部 教授
藤川 隆彦
鈴鹿医療科学大学大学院 薬学研究科 教授
渡辺 敏郎
園田学園女子大学 人間健康学部 教授
山下 和彦
ヤヱガキ醗酵技研株式会社 機能性食品研究開発部
上田 太郎
小林製薬株式会社 製品開発・マーケティング統括本部中央研究所 研究開発部 部長

監事

渡辺 敏郎
園田学園女子大学 人間健康学部 教授

会則 細則

事務局連絡先

〒530-0012 大阪市北区芝田2丁目5番14号
発酵と酵素の機能食品研究会 事務局

Tel:06-6373-6660
Fax:06-6374-0209
Email:info■jsfffes.jp
(■を@に置き換えてください)